旧奈良市水道計量器室
どんなたてもの?
・1922年(大正11年)に建設
・水量を計量していた施設
・かつてはベンチュリ―メーター(計量器)が稼働
見学レポート
今在家バス停から徒歩2分程度。
北山十八間戸(きたやまじゅうはちけんこ)を目指して歩いていたら、「おや、なんかあるぞ」となり。
ちょっとうしろのほうにまわってみる。
一瞬、変電所かなと思ったんですが、変電所にしては小ぶりすぎるよなあ、と。
こ、これは一体、なんですか?
と思いつつ、正面にまわってみる。
中には入れないようですが、案内板ありました。
なるほど、計量器が設置してある場所なんですね。
1922年の水道創設時に設置ということは、たてもの自体は(修復はしているにしろ)100年経ってるのか。
レンガってやはり耐久性が高いのだなあ。
日本では、地震の都合であまり好まれなかったようですが。
建物の上部に「奈良市水道……」と右から書いてあるのが、なんとも時代を感じます。
壁面中央のスリットのようなデザインは「水」という漢字にも見える。
おわりに
住宅街に突如現れる、古いレンガ建造物。
小さいながら独特の存在感がありました。
ここから北に数100メートル行くと、旧奈良監獄もあります。
ホテルに改修中ですが、外観は観ることができます。
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